幸せの味って何味と云えば言いのか。たしかに「味」がするんだけど自分のつたない表現力では伝えられないことがなんかくやしい。

冬に近づくと、自宅酒はビール党からウィスキー党に変わる。
(邪道だという人がいるかもしれないが)寝る前のホットウィスキー(砂糖小さじ1と、レモンを絞ったもの)が体を温めてくれてぐっすり眠れるから好き。

今年も、なんとなしにウィスキーを選んだ。
バーボン種であればなんでも良かったんだけど、フォアローゼズを近所のスーパーで置いてあるという理由で選んだ。

昨夜、息子さんが不思議そうにフォアローゼスの瓶を眺めていた。
2歳というとそろそろ言葉を覚える時期。興味をもった事象について、ならべく話しかけるようにしている。

「息子さん、フォアローゼスが気になるかな〜。」
「これはね、4つの薔薇なんだよ。」
「左の薔薇は息子さん。右の薔薇は次男さん。上がママで。下がパパだよ〜。」

息子さん「だー、あーー。」ニコッ。(・∀・)

自分で言っていてちょっと恥ずかしい。(・∀・)

家族が寝静まった後、一人でフォアローゼスを呑んだ。なんとなく、ストレートでグビッ。

喉を潤す液体と鼻から抜ける香りとともに、いつもと違う味がした。

あー。これは。

幸せの味だ。

なんとなく、次のウィスキーもフォアローゼスにしようと思った。

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