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前置き

3月は防災訓練がそこかしらで行われると思います。学校で、会社で、そして地域で…普段生活する場所で年間行事のひとつとして扱われ自由参加となっているでしょう。また、「動機が不純」になって参加できないとおっしゃる方や、もっと「防災らしく真剣に」やってくれとおっしゃる方もいらっしゃいます。

  • 曰く、炊き出し目当ての参加。
  • 曰く、参加賞目当ての参加。

気が引けますか?ごめんなさい。でも、動機が不純でも、防災らしく真剣でなくてもいいので、とにかく参加してもらいたんです。その理由を、3000世帯を含む団地で実際に利用している防災訓練計画書より抜粋してご説明します。

防災訓練の目的

企画書より、目的部分を箇条書きで抜粋。

  1. 自主防災役員の防災に足す売る実務の習熟と実践的能力の効用
  2. 防災関係機関との協力体制の確立
  3. 一般住民に対する防災知識の普及啓発及び防災意識の向上
  4. 一般住民の避難体制及び避難所における運営等の確立

ローカルルールを知ろう。「防災訓練」を通じて、確認・シミュレーションをしないとかなり危うい。

感のいい人は気がついたかもしれませんが、目的の中に含まれているものは、災害時に活動する人たちがどのような動きをすべきか確認・シミュレーションがほとんどです。「そんなのアタリマエのことじゃないの」なんてお気楽に考えている方いませんか?各地域の実情は「防災訓練を通して確認をしないと穴だらけ」です

なぜならば、災害時いの一番に動くのは、わたくしを含めた素人である「一般の市民」でありますし「地域によって必要な対策が違う」からです。

例えば「安全な場所」って知っていますか?

西上尾第二団地では…震度6弱の地震が起きたら基本自宅待機となります。一般的には倒壊の危険があるので緊急避難場所に集まりましょうと呼びかけるところですが、団地の構造上、震度6弱までは倒壊しないとの発表がありますので、基本自宅待機をしたほうが安全ということになります。しかしながら自宅待機をするということは、安否の確認が難しいということになります。そこで、自宅待機で問題ない家庭は、窓に黄色いハンカチを垂らすことになっています。

有事の際、黄色いハンカチがかかっていない家には、わたくしとか有志の方が斧持って扉を壊しに行きます。

一連の流れ、練習せずに、お知らせもせずにできると思いますか?

「救護所の場所」を知ってますか?

また、室内の食器棚が倒れて子どもが大怪我をしたとします。救急車へ電話…で有事の際に解決できるとおもいますか?まず、救護所の場所を知っていないと右往左往します。その間に、おたくの息子さん出血多量で…。そもそも、その救護所は誰が作るんですか?どこと連携して対応しているのですか?

地域によって違いますが、西上尾第二団地では、自治会、社会福祉協議会(以下社協)、日本赤十字社(以下日赤)の人が対応するのです。お気づきですか?自治会・社協の人は「一般の市民」です。

一連の流れを、練習せずに、お知らせもせずにできると思いますか?

同じく、炊き出しや参加賞の配布は?

もう、カンのいいかたはお気づきだとおもいますが、

  • 炊き出し:配給のシミュレーション。
  • 参加賞:救援物資の引き渡し訓練。

となります。もちろん、ほしいから頂戴では上げません。有事の際に利用される救援物資引換券の利用フローがありますので、それらに基づいて配布されます。

なので、是非参加を。

ちょっとでもいいので、これらのことを意識して、参加して欲しいのです。
多くの方が集まれば、より多くの問題点が見えてきますし、そもそも、有事の際に対応する「一般の方のスキル」が向上するこで、安全性が格段にますと考えます。

ということで、皆さん少しだけでも、地域の防災に参加してくださったら幸いです。


今回の記事は、企画書の最初の10行抜粋に少し添え文をしただけです。それだけでも防災の意識について、少し感じるところがあるのではないでしょうか?

自治会の皆さん頑張ってます。是非、応援をよろしくお願いいたします。

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